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高血圧・高脂血症

高血圧とは
血圧とは心臓から血管に血液が通る際の圧力のことです。血圧が高くなりすぎると、常に血管に高い圧力がかかるため、血管は壁を厚くします。その結果、血管が硬く狭くなり、動脈硬化を引き起こします。
高血圧は自覚症状がないため、心筋梗塞や脳梗塞が突然発症してしまうことが多いので、病状が進行する前に早期発見することが大切です。
高血圧と診断されたら
以下の7点に注意しましょう。
- 塩分の摂取制限(1日6g未満が良いです)
- 野菜、果物を積極的に食べ、脂肪分は摂りすぎないようにしましょう
- 太りすぎの人ではダイエットをしましょう
- 有酸素運動を毎日30分以上しましょう
- アルコールの摂取はひかえめにしましょう
- 喫煙はやめましょう
- ストレスをためないようにし、十分な睡眠をとりましょう
高血圧の予防
塩分の多い食事は、血圧を上げてしまいます。日頃から塩分をとりすぎないことが大切です。
また、肥満も高血圧に深い関係があります。特に、皮下脂肪よりも内臓に脂肪がつく内臓脂肪型肥満(上半身型肥満・リンゴ型肥満)が、血圧の上昇と関連が深いため、日頃から、運動を心がけることも高血圧の予防となります。

高脂血症とは
高脂血症とは血液中のコレステロールや中性脂肪が増加し、血液がドロドロになります。そのため、血管が詰まりやすくなったり、血管の内壁に脂質が付着して動脈硬化等を引き起こします。
脳の血管の動脈硬化は脳梗塞や脳内出血の原因になり、心臓の動脈硬化は狭心症や心筋梗塞の原因になります。
症状のないうちに治療を始めることが大切です。
高脂血症の治療
食糧法
コレステロールを多く含む食品、アルコールや糖分を摂りすぎないようにし、野菜、海藻などの食物繊維を多く含む商品を摂取しましょう。
運動療法
有酸素運動を1日30分以上するようにしましょう。
薬物療法
薬の種類は高脂血症の程度や他の慢性疾患の有無によって変わりますので、定期的に血液検査等を受けていただき処方します。